彩度の高い青色の本染め綿浴衣です。抽象的な白い花がほどよいバランスで配され、地色も花に合わせて色を抜いてあるのが蛍の光を思わせ、幻想的です。前身頃に柄を多めに取り後身頃はすっきりとした印象で、柄の散らし方に配慮がなされているのを感じます。衣紋に一輪だけ置かれているのも気が利いています。白い木綿の肩当てと、共布の居敷当てが付いています。目立った難のない美品ですが、素材の性質上、細かなシワはご容赦下さい。身丈 146cm裄丈 63cm袖丈 47cm前幅 23cm後幅 28cmトルソーには対丈で着せています。【対丈のすすめ】身丈が足りずおはしょりを作れない浴衣は、思い切って対丈で着られてはいかがでしょうか。対丈とはおはしょりをつくらない着方です。対丈のメリット…・おはしょりをつくる段階をスキップできる分、楽に着られて着崩れが少ない。・腰回りがすっきりと色っぽく見えるので、あだっぽさの少ない昔浴衣を対丈で着るとバランスがよくなる。・身丈の制限が減るのでアンティークの浴衣がたくさん着られる。