クラフトビール詰め合わせ／こぶし花ビール・プレミアムベルギー12本セット（白化粧箱） 飲み比べセット こぶし花ビール

クラフトビール詰め合わせ／こぶし花ビール・プレミアムベルギー12本セット（白化粧箱）

修道院ビール（トラピスト・ビール）や自然発酵のランビック、独特の小麦ビールなど、歴史と多様性に彩られたビールの国・ベルギー。少しでもその美味しさに近づきたいと願うベルギービール・ファンのビール職人は多いはずです。ベルギー・デュルヴイ市と姉妹提携を結ぶ羽生市の地ビール、ということもあって、こぶし花ビールでは早くからベルギービールに取り組んできました。

ベルギーでも代表的な小麦ビールには、麦芽（大麦・小麦）とホップの他に、コリアンダーの種子と乾燥させたオレンジの皮が香味料として用いられますが、このようなスタイルのビールは、ベルギー・ブラバント州の周辺で、1400～1500年頃から造られてきたとされます。
その一方、ヨーロッパの国々では、古くから各地の修道院でビールが造られ、修道士たちの毎日の食卓のほか、巡礼者にも振舞われてきました。主にブドウのとれない寒冷地で、ワインの代わりにビールが造られていたとされていて、こうして造られた高品質な修道院ビールは、やがて市販されるようになり、その収益は修道院の建設や運営費に充てられるようになりました。その後修道院以外でもこのビールは造られるようになり、アビィビールと呼ばれ、今に伝えられています。

小麦ビールで有名なドイツのヴァイツェンとは異なり、香りづけにコリアンダーとオレンジ果皮を添加するのがベルギーの小麦ビール（ヴィットビール）の特徴にもなっていますが、こぶし花ビールの「ベルギーホワイト」は、日本人向けに香りのレベルをアレンジ。それと感じるかどうかの境（閾値）ギリギリの線で調えます。そのため、いわゆるクセをそれほど感じることなく飲めますが、意外な所では餃子にもよく合います。これも、コリアンダーやオレンジ果皮を使えばこそ、と言えるかもしれません。
一方の修道院風のアビィビール「グランクリュ」は、副原料は特になく麦芽100％となっています。そしてアルコール分はビールにしては高めの8％以上。とはいえ、仕込みから半年以上、発酵・熟成させてから出荷するので、アルコール分から想像されるような強さ・辛さはなく、青りんごにも似たフルーティな微香は、幅広く洋食に合います。

ビールと言えばガツンとあの味――。ベルギー伝統のビールには、そんなビール観を覆すビールが揃っていますが、ワイングラスのような形の足つきグラスに泡を立てて注いで、食事とともにその味と香りをお楽しみください。


こぶし花ビール・プレミアムベルギー12本セット（白化粧箱） 詰め合わせ内容のご案内
（カッコ）内は、ビールのタイプ（ビアスタイルに準拠）です。

◎ ベルギーホワイト（ベルギー風小麦ビール）
☆ ジャパン・グレートビア・アワーズ 2019 金賞受賞
☆ アジア・ビアカップ 2017・2016 金賞受賞
☆ インターナショナル・ビアコンペティション 2009・2008 金賞受賞
主な原料麦芽の原産地：ベルギー（地元産麦芽一部使用）アルコール分 5.5％
シルキーな風合いとまろやかな味わい。オレンジとスパイスの香るベルギー伝統の小麦ビール
チーズ、ハム・チーズのサンドイッチ、肉料理のほか、餃子にもよく合います。

◇ グランクリュ（修道院風淡色ビール）
☆ インターナショナル・ビアコンペティション 2008・2003 金賞受賞
主な原料麦芽の産地：ドイツ（地元産麦芽一部使用）アルコール分 8％
フルーティで濃厚なビール。仕込みから半年以上かけて発酵・熟成。ベルギーの修道院ビールへのリスペクトを込めて醸造された、年1回限定醸造のアビィスタイル・トリペル。

（◎ イラストラベル）

* 受賞履歴の各賞は、日本地ビール協会（Craft Beer Association）主催の鑑評会によるものです（インターナショナル・ビアコンペティションは、インターナショナル・ビアカップの前身となります）。